ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。2時時点では138.04円と24時時点(137.86円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが2.98%台から3.01%台まで再び上昇したことを手掛かりに買いが先行。また、ダウ平均が600ドル超高まで上昇するなど一段と株高が進んでいることも相場の支えとなり、138.05円付近まで買い戻しが進んだ。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0240ドルと24時時点(1.0245ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)の大幅利上げ期待やエネルギー供給懸念の緩和などに対する反応が一巡し、1.02ドル台半ばでのもみ合いとなった。
 なお、ポンドドルは伸び悩み。ベイリー英中銀(BOE)総裁が「8月の0.50%の利上げを検討中」などの見解を示したことで一時1.2045ドルまで上昇する場面があったが、その後は徐々に上値が重くなった。

 ユーロ円は2時時点では141.36円と24時時点(141.24円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。株高を支えにした円売りの流れが続くなか、再び本日高値に迫る水準まで値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.38円 - 138.39円
ユーロドル:1.0120ドル - 1.0269ドル
ユーロ円:139.70円 - 141.40円

(岩間)
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