東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小動き

 20日午後の東京外国為替市場でドル円は小動き。15時時点では138.11円と12時時点(138.11円)と比べてほぼ同水準だった。ドル売りが散見され一時137.90円まで下値を広げた。しかしながら、明日の日銀金融政策決定会合では現状の大規模金融緩和策の継続が見込まれていることや日米株価指数が堅調に推移したことで、下値は限定的だった。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0237ドルと12時時点(1.0241ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが3%台で推移したことで、1.02ドル台半ばで上値が重い展開となった。

 ユーロ円は小幅安。15時時点では141.36円と12時時点(141.44円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが伸び悩んだことで、141円台前半で上値が重い展開となった。

 オセアニア通貨は一時買われる。豪ドルは、午前中のロウRBA総裁のタカ派発言を受けて、対ドルで0.6927ドルまで一時買われ、対円でも95.62円まで上値を伸ばした。NZドルは対ドルで0.6272ドル、対円でも86.60円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.90円 - 138.37円
ユーロドル:1.0226ドル - 1.0248ドル
ユーロ円:141.17円 - 141.76円


(山下)
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