東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り

 22日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では137.35円とニューヨーク市場の終値(137.36円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。昨日安値137.30円と、139円まで上昇した起点となった14日安値137.28円を割り込んだことで137.03円まで一時弱含んだ。しかしながら、時間外の米10年債利回りが2.89%台まで上昇したことや、連日東京仲値にかけては買いが優勢となることで、ドル円は下げ渋り137.30円台を回復した。

 ユーロドルは小幅安。10時時点では1.0204ドルとニューヨーク市場の終値(1.0230ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇でユーロドルは弱含み、1.0203ドルまでドル買い・ユーロ売りが進んだ。

 ユーロ円は上値が重い。10時時点では140.16円とニューヨーク市場の終値(140.52円)と比べて36銭程度のユーロ安水準だった。不安定な動きを見せる中、10時前には一時140.04円まで下値を広げ上値が重い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.03円 - 137.56円
ユーロドル:1.0203ドル - 1.0231ドル
ユーロ円:140.04円 - 140.64円


(松井)
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