東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一服

 21日の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。12時時点では138.33円とニューヨーク市場の終値(138.21円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。東京仲値後は昨日同様にドル売り円買いが持ち込まれ、一時138.23円付近まで売られた。日銀金融政策決定会合の発表を控えるなかで一巡後は138.41円近辺まで戻したが、上値を攻めるまでには至らなかった。

 ユーロ円は強含み。12時時点では141.23円とニューヨーク市場の終値(140.64円)と比べて59銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が下げた場面では140.90円までつれ安となったが、その後は1.02ドル台を回復したユーロドルに追随した形に。下げ幅を縮小した日本株も眺めながら141.25円までユーロ買い円売りが進んだ。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0209ドルとニューヨーク市場の終値(1.0180ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ高水準だった。昨日売られた反動からかアジア時間は買い戻しが優勢。1.02ドル台に乗せて、1.0210ドルまでじり高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.17円 - 138.55円
ユーロドル:1.0177ドル - 1.0210ドル
ユーロ円:140.58円 - 141.25円


(小針)
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