東京外国為替市場概況・10時 ドル円、堅調

 21日の東京外国為替市場でドル円は堅調。10時時点では138.46円とニューヨーク市場の終値(138.21円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。日銀金融政策決定会合の発表を前に、大規模金融緩和的政策が継続されるとされるとの予想を先取りした動きになった。昨日高値138.37円、一昨日高値138.39円を上抜けると、138.55円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円はじり高。10時時点では141.05円とニューヨーク市場の終値(140.64円)と比べて41銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価は小幅安で推移しているものの、ドル円に連れて141.21円まで買われた。

 ユーロドルは底堅い。10時時点では1.0187ドルとニューヨーク市場の終値(1.0180ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円をはじめユーロクロス全体が買われていることで、ユーロドルも1.0194ドルまで上昇。なお、ユーロポンドは0.8516ポンド、ユーロスイスフランは0.9904フラン、ユーロ豪ドルは1.4799豪ドルまで上値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.17円 - 138.55円
ユーロドル:1.0177ドル - 1.0194ドル
ユーロ円:140.58円 - 141.21円


(松井)
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