東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小じっかり

 21日の東京外国為替市場でドル円は小じっかり。8時時点では138.26円とニューヨーク市場の終値(138.21円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。本日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されることもあり、既に様子見ムードが広がりつつあるようだ。ただ超金融緩和の継続は確実視されるなか下値は堅く、一時138.30円まで強含んだ。

 ユーロ円は下げ渋り。8時時点では140.77円とニューヨーク市場の終値(140.64円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に本邦金融政策の発表待ちの雰囲気だが、若干ながら買い戻しが優勢となり140.85円までじり高となった。なお昨日のCME225先物は27575円と大阪取引所比では105円安で引けた。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0181ドルとニューヨーク市場の終値(1.0180ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。本日は欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表やラガルドECB総裁の記者会見が注目。

 なおNZドル/ドルは0.6220ドル台で上値が重い。発表された6月NZ貿易収支は7.01億NZドルの赤字と3カ月ぶりの赤字を記録した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.17円 - 138.30円
ユーロドル:1.0177ドル - 1.0188ドル
ユーロ円:140.58円 - 140.85円

(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。