東京外国為替市場概況・12時 ドル円、失速

 25日の東京外国為替市場でドル円は失速。12時時点では136.16円とニューヨーク市場の終値(136.12円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。ゴトー(5・10)日の実需買いが一巡。米10年債利回りが2.79%台から2.77%近辺まで低下したこともあり早朝につけた136.06円を下抜け、135.89円まで下落する場面もあった。

 ユーロドルは下げ渋り。12時時点では1.0211ドルとニューヨーク市場の終値(1.0213ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇が頭打ちとなったことからユーロ高・ドル安方向へ戻し、1.02ドル台を回復した。

 ユーロ円は重い動き。12時時点では139.03円とニューヨーク市場の終値(139.00円)と比べ3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円高推移や軟調な株価が重しとなり、一時138.72円まで下落。ただ、ユーロドルの下げ渋りは支えとなり、下落幅を縮小した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.89円 - 136.61円
ユーロドル:1.0181ドル - 1.0220ドル
ユーロ円:138.72円 - 139.28円

(関口)
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