欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り優勢

 22日の欧州外国為替市場でドル円は売り優勢。22時時点では136.85円と20時時点(137.29円)と比べて44銭程度のドル安水準だった。米中長期金利の低下を受けた売りの流れが継続。週末とあって持ち高調整のドル売りも重なって節目の137円を割り込むと一時136.61円まで下げ足を速めた。

 ユーロ円は軟調。22時時点では139.41円と20時時点(139.65円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。欧州リセッション懸念に伴う欧州長期金利の大幅低下、ドル円の下落につれた面もあり、一時139.12円まで下げ幅を拡大した。

 ユーロドルは22時時点では1.0187ドルと20時時点(1.0171ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴うドル売りにより1.0196ドル付近まで持ち直したが、欧州金利低下が戻りを鈍くさせている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:136.61円 - 137.96円
ユーロドル:1.0130ドル - 1.0231ドル
ユーロ円:139.12円 - 140.69円


(越後)
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