欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、戻り鈍い

 22日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。20時時点では137.29円と17時時点(137.58円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。欧州序盤からの売りの流れは継続。時間外の米10年債利回りが2.80%前後まで低下幅を拡大したことも売りにつながり、一時137.28円付近まで下押しした。

 ユーロドルは下値が堅い。20時時点では1.0171ドルと17時時点(1.0138ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ高水準だった。低調な欧州指標をきっかけとした売りは収まり、1.0130ドルを底に19日安値の1.0120ドルがサポートとして意識されると1.0170ドル前後まで下げ渋った。

 ユーロ円は20時時点では139.65円と17時時点(139.48円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが下げ渋ったためやや買い戻しが入っている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:137.03円 - 137.96円
ユーロドル:1.0130ドル - 1.0231ドル
ユーロ円:139.40円 - 140.69円


(越後)
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