欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し

 19日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。22時時点では137.65円と20時時点(137.48円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。今週の日銀金融政策決定会合、そして来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)とドル円にとっては重要な金融イベントを控えて持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが目立ち、一時137.38円まで下落した。ただ、日足・一目均衡表転換線137.37円を前に反発し137.70円台まで切り返している。

 ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0229ドルと20時時点(1.0262ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)の大幅利上げ期待を背景とした買いが落ち着くと利食い売りや戻り売りが強まり、1.0220ドル台まで上げ幅を縮めている。

 ユーロ円は22時時点では140.80円と20時時点(141.09円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。総じてユーロドルにつれた動きとなり、一時141.23円まで上げた後140.70円台まで失速している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:137.38円 - 138.39円
ユーロドル:1.0120ドル - 1.0269ドル
ユーロ円:139.70円 - 141.23円


(越後)
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