株式明日の戦略―反落も弱いなりに健闘、あす踏ん張れるかが重要に

 25日の日経平均は8日ぶり反落。終値は215円安の27699円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり672/値下がり1088。三菱UFJや三井住友など銀行株が堅調。ソフトバンクGが逆行高となった。原油安で燃料高への懸念が後退した輸送関連に資金が向かい、JAL、ANA、JR東日本などが強い上昇。クルーズ新プランに関するリリースを手がかりにベストワンドットコムが大幅高となった。SKIYAKIがストップ高。NFTサービスに関するリリースが買い材料となった。

 一方、グロース株が全般弱く、キーエンス、ソニーG、信越化学、リクルートが大きめの下落。グロース市場ではフリーの下げが目立った。為替が円高に振れたことから、トヨタや三菱自動車など自動車株が軟調、米国でスナップが暴落したことを受けて、フリークアウトやアクセルマークなど、ネット広告関連の下げが大きくなった。東京製鉄は利益見通しの上振れ発表が好感されず6%を超える下落。元株主が「ロックアップ」に違反して全株を売却していたと伝わった坪田ラボが大幅安となった。

 日経平均は下落。200円を超える下げとなったが、終値(27699円)は寄り付き(27697円)に近く十字線で終えており、場中に大きく崩れることはなかった。5日線(27611円、25日時点)も下回っておらず、弱いなりに健闘したと言える。連続上昇は7でストップし、FOMCの結果を東京市場で消化するのは木曜28日となるため、短期的には売りが出やすい局面。それだけに、あすの動向は注目される。大きく崩れてしまうと、先週の上げが楽観に傾きすぎたとの見方が強まる一方、弱い動きが出てこなければ、きょうが単なる利益確定にすぎなかったとの見方が強まる。特に、きょうの動きがさえなかったグロース株に関して、下げが続くのか切り返すのかを注視しておきたい。
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。