東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下落

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は下落。15時時点では133.01円と12時時点(134.29円)と比べて1円28銭程度のドル安水準だった。香港株、上海株、日経平均株価がマイナス圏で軟調に推移し、米10年債利回りが2.65%台へ低下したことなどを背景に、米系短期筋の仕掛け売りが円売り持ちポジションのストップロスを誘発して、一時132.78円まで下値を広げた。

 ユーロドルは強含み。15時時点では1.0210ドルと12時時点(1.0196ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが2.65%台まで低下したことで、一時1.0225ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は下落。15時時点では135.80円と12時時点(136.92円)と比べて1円12銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価がマイナス圏に沈んだことで、135.65円まで下値を広げた。

 クロス円は円全面高の展開となった。豪ドル円は93.04円、ポンド円は161.96円、NZドル円は83.83円、カナダドル円は103.67円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.78円 - 134.68円
ユーロドル:1.0189ドル - 1.0225ドル
ユーロ円:135.65円 - 137.33円


(山下)
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