東京外国為替市場概況・8時 ドル円、戻り鈍い

 29日の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。8時時点では134.24円とニューヨーク市場の終値(134.27円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米金融政策イベントと2四半期連続のマイナス成長となった米4-6月期GDPを背景に連日大幅下落し、昨日の安値付近でNY引けしたドル円は一時134.61円まで買い戻しが入るも、上値は重く134.24円まで押し戻された。

 ユーロ円も上値が重い。8時時点では136.86円とニューヨーク市場の終値(136.90円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。137.20円を戻り高値に136円後半に押し戻され、上値の重い動きが継続。

 ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.0195ドルとニューヨーク市場の終値(1.0197ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。1.0190ドル台でこう着。昨日まで連日ドル売り材料が目立ち、ユーロドルは下げ渋るも、エネルギー危機を背景とした欧州の景気鈍化懸念も根強く、戻りの鈍い動きとなっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.24円 - 134.61円
ユーロドル:1.0190ドル - 1.0198ドル
ユーロ円:136.84円 - 137.20円

(金)
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