欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し継続

 29日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻しが継続。22時時点では134.06円と20時時点(133.23円)と比べて83銭程度のドル高水準だった。NY勢の参入後もドル買い戻しの動きが先行。6月米個人消費支出(PCE)や同PCEコアデフレーターなどが予想を上回る結果となったことを受け、一時134.24円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルはさえない。22時時点では1.0177ドルと20時時点(1.0240ドル)と比べて0.0063ドル程度のユーロ安水準だった。20時前に1.0246ドル付近まで上昇する場面があったものの、本日高値の1.0254ドル手前で買いは一服。その後はドル買い戻しの流れに沿って、一時1.0165ドルの安値まで売りに押された。

 ユーロ円は22時時点では136.43円と20時時点(136.43円)とほぼ同水準だった。ドル円の上昇につれて136.73円付近まで買い戻しが入る場面もあったが、ユーロドルが下落した影響も同時に受けたため、上値は重かった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.51円 - 134.68円
ユーロドル:1.0165ドル - 1.0254ドル
ユーロ円:135.55円 - 137.33円

(岩間)
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