欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 25日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では136.54円と20時時点(136.40円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが2.83%台まで上昇幅を拡大したことで、日米金利差拡大を意識した買いが先行。欧米株価指数の上昇を支えに、クロス円が全般底堅く推移したことにつれた買いも入り、一時136.74円まで本日高値を更新した。

 ユーロ円は堅調。22時時点では139.89円と20時時点(139.59円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。株高を背景にした円売りの流れに沿って139.97円まで上値を伸ばした。
 また、他のクロス円も堅調に推移し、欧州時間から買いが目立っていたポンド円は165.01円まで上昇。カナダドル円は原油先物価格の上昇も支えに106.36円まで買いが入った。

 ユーロドルは高値圏でのもみ合い。22時時点では1.0245ドルと20時時点(1.0234ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに1.0258ドルと前週末高値の1.0255ドルを上抜けたものの、米長期金利が上昇幅を拡大した影響もあり、その後は1.0240ドルを挟んだ水準でのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.89円 - 136.74円
ユーロドル:1.0179ドル - 1.0258ドル
ユーロ円:138.72円 - 139.97円

(岩間)
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