2日香港株=軟調か、米株安を嫌気 米中関係の悪化懸念も
2日の香港市場は前日のNY市場が下落した流れを引き継いで軟調に推移するか。1日のNY株式相場は主要3指数がそろって4日ぶりに小幅反落。週末発表の米7月雇用統計などを控えて様子見姿勢が強まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はテンセント(00700)やJDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)が香港終値を下回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を120ポイント超下回って寄り付くことになる。
一方、中国の7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化を受けて、ハンセン指数は前日に一時心理的節目の20000ポイントを割り込む場面もあった。中国本土の上昇を受けて終値は前週末終値をわずかに上回ったものの、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、再び20000ポイントを割れば、5月に付けた安値(19178ポイント)割れも視野に入りそうだ。また、ペロシ米下院議長がきょう夜にも台湾に到着し、あす蔡英文総統と会談すると伝わっており、米中関係の悪化懸念なども相場の重しとなりそうだ。
一方、中国の7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化を受けて、ハンセン指数は前日に一時心理的節目の20000ポイントを割り込む場面もあった。中国本土の上昇を受けて終値は前週末終値をわずかに上回ったものの、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、再び20000ポイントを割れば、5月に付けた安値(19178ポイント)割れも視野に入りそうだ。また、ペロシ米下院議長がきょう夜にも台湾に到着し、あす蔡英文総統と会談すると伝わっており、米中関係の悪化懸念なども相場の重しとなりそうだ。