25日香港株=反落か、ナスダック下落が重荷 欧米の景況感悪化

 週明け25日の香港市場は反落か。前週末のNY市場でソーシャルメディア株やハイテク株を中心に幅広い銘柄が下落した流れが、香港市場にも波及しそうだ。欧米の景況感悪化を受け、投資家が運用リスクをとりにくくなるだろう。22日発表された7月の米S&Pグローバル購買担当者景気指数(PMI)で米国の総合指数は好不況の分かれ目になる50を割り込んだ。ユーロ圏の7月の同指数も50を割り込んでいる。

 中国の景気減速懸念も相場の重荷となる。不動産企業の資金繰りが厳しいなか、債務不履行(デフォルト)のリスクや建設が中断された住宅のローン返済拒否の広がりが引き続き警戒されている。

 22日のNY株式相場は、ダウ平均が4日ぶりに反落。ハイテク株主体のナスダック総合も4日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は総じて下落。大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)、アジア保険会社のAIAグループ(01299)、電気自動車のBYD(01211)が香港終値を下回って終えた。
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