東京外国為替市場概況・12時 ドル円、戻り鈍い

 2日の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。12時点では130.67円とニューヨーク市場の終値(131.61円)と比べて94銭程度のドル安水準だった。戻りの鈍さを確認すると再び売りに押される展開となり、10時30分過ぎには6月3日以来の安値となる130.41円まで下押しした。その後は本邦実需勢などの買いも観測されたことで売り一服となっているが、買い戻しも130.80円近辺までと限られている。

 ユーロ円も戻りが鈍い。12時時点では134.26円とニューヨーク市場の終値(135.06円)と比べて80銭程度のユーロ安水準だった。リスク回避目的の売りに押されて一時134.04円まで下押し。日経平均株価が460円超安まで下げ幅を拡大するなか、一巡後の戻りも限定的だった。

 ユーロドルは上値が重い。12時時点では1.0274ドルとニューヨーク市場の終値(1.0262ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。9時30分過ぎに1.0294ドルまで上昇したものの、節目の1.0300ドル手前で上値を抑えられると1.0260ドル台まで伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.41円 - 131.75円
ユーロドル:1.0256ドル - 1.0294ドル
ユーロ円:134.04円 - 135.23円

(岩間)
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