東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

 3日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では133.13円とニューヨーク市場の終値(133.17円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが一時2.70%台まで低下するなか、朝方から急ピッチで進んでいた円売り・ドル買いの動きも一服。仲値後は上値を切り下げる展開となり、133.03円付近まで伸び悩んだ。
 なお、台湾の蔡英文総統はペロシ米下院議長との会談後の共同記者会見で「意図的に高められた軍事的脅威に際しても台湾は引き下がらず」などの見解を示した。

 ユーロドルは強含み。12時時点では1.0180ドルとニューヨーク市場の終値(1.0166ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。ドル買いが一服したことで買い戻しが入り、12時過ぎには1.0183ドルまで値を上げた。

 ユーロ円は12時時点では135.54円とニューヨーク市場の終値(135.39円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。一時136.00円まで上昇する場面があったものの、その後はドル円と同様に上値が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.87円 - 133.90円
ユーロドル:1.0150ドル - 1.0183ドル
ユーロ円:135.13円 - 136.00円

(岩間)
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