東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

 4日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では134.06円と12時時点(133.81円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。ここ数日は東京15時の東京オプションカットの時刻にかけて底堅い動きをしているドル円だが、本日も同様な動きになり134円台を回復した。15時過ぎには東京午前に付けた高値134.14円に並んだ。なお、市場筋の間では、本日と明日のNYカットで134.00円に、大きめ(合わせて20億ドル超)のオプションがあると伝わっている。

 ユーロドルは動意薄。15時時点では1.0163ドルと12時時点(1.0164ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間にイングランド銀行(BOE)の金融政策委員会(MPC)が政策金利を発表することで、ポンドだけでなくユーロも動きにくく動意薄。

 ユーロ円は堅調。15時時点では136.24円と12時時点(136.01円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れるかたちになり、15時過ぎには136.35円まで買われ堅調に推移。ダウ先物が一時プラス圏を回復したことも支え。
 なお、本日6月の豪貿易収支で黒字額が市場予想を上回ったこともあり、豪ドルは底堅く対円で93.40円、対ドルで0.6968ドルまで上値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.43円 - 134.14円
ユーロドル:1.0155ドル - 1.0176ドル
ユーロ円:135.65円 - 136.35円


(松井)
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