東京外国為替市場概況・12時 ドル円、売り一服

 4日の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。12時時点では133.81円とニューヨーク市場の終値(133.86円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。国内輸出企業などからの売りが観測されたことで一時133.43円まで下げる場面があったものの、時間外の米10年債利回りが上昇に転じると売りも一服した。一方で、買い戻しも133.90円台までと限られている。

 ユーロドルは伸び悩み。12時時点では1.0164ドルとニューヨーク市場の終値(1.0166ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。10時30分過ぎに1.0176ドルまで上昇したが、その後はドル円の売りが一服したことに伴って伸び悩んだ。

 ユーロ円は12時時点では136.01円とニューヨーク市場の終値(136.08円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。10時過ぎに135.65円まで下押したが、一巡後はドル円と同様に買い戻しが入り、136.20円台まで下値を切り上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.43円 - 134.14円
ユーロドル:1.0155ドル - 1.0176ドル
ユーロ円:135.65円 - 136.27円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。