今日の株式見通し=米雇用統計発表を前に小動きか
東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックが上昇。ダウ平均は85ドル安の32726ドルで取引を終えた。7月雇用統計の発表を前に方向感に欠ける展開。NY原油が1バレル=90ドルを割り込んだことで、エネルギー株に関しては下げが大きくなった。ドル円は足元133円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて80円安の27870円、ドル建てが60円安の27890円で取引を終えた。
米3指数の方向感が定まらなかったこともあり、動きづらい展開を予想する。日経平均(4日終値:27932円)は28000円より上は積極的に買いづらい。中国のミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとの報道もあり、週末を前に地政学リスクもくすぶる。一方、原油価格が下落基調を強めており、インフレ高進に対する警戒は大きく後退している。英国中銀は0.5%の利上げを発表したが、世界的に長期金利は低下した。米雇用統計の結果次第では週明けからギャップアップスタートも予想されるため、売りも出しづらい。重要指標の発表を前に強弱感が入り交じり、前日終値近辺での一進一退が続くだろう。日経平均の予想レンジは27750円-28000円
米3指数の方向感が定まらなかったこともあり、動きづらい展開を予想する。日経平均(4日終値:27932円)は28000円より上は積極的に買いづらい。中国のミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとの報道もあり、週末を前に地政学リスクもくすぶる。一方、原油価格が下落基調を強めており、インフレ高進に対する警戒は大きく後退している。英国中銀は0.5%の利上げを発表したが、世界的に長期金利は低下した。米雇用統計の結果次第では週明けからギャップアップスタートも予想されるため、売りも出しづらい。重要指標の発表を前に強弱感が入り交じり、前日終値近辺での一進一退が続くだろう。日経平均の予想レンジは27750円-28000円