9日香港株=上値重いか、米中の主要経済指標控え様子見ムード

 9日の香港市場は上値の重い展開か。米国の金融政策を占う上で重要となる7月の米消費者物価指数(CPI)の発表をあす夜に控え、様子見ムードが広がりそうだ。また、中国ではあす7月の生産者物価指数(PPI)とCPIが発表される予定。

 一方、決算発表を材料に個別物色の動きが強まりそうだ。きょうは統一企業中国(00220)や富智康集団(02038)などが2022年6月中間決算を発表する予定。

 8日のNY株式相場は高安まちまち。上昇してスタートしたものの、半導体のエヌビディアが5-7月期の売上高が会社見通しを下回ると警告したことでハイテク株を中心に売りが優勢となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、テンセント(00700)やJDドットコム(09618)が香港終値を下回って引けた半面、アリババ集団(09988)が上回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を40ポイント超下回って寄り付くことになる。
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