ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、一転上昇
11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一転上昇した。24時時点では132.59円と22時時点(131.93円)と比べて66銭程度のドル高水準だった。前日の7月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日発表の7月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことから円買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時131.74円と日通し安値を付けた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。一時は2.72%台まで低下した米10年債利回りが2.84%台まで上昇するとドル円にも買い戻しが集まった。24時前には132.73円付近まで持ち直している。
ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0344ドルと22時時点(1.0346ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米PPIの下振れをきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行すると、23時前に一時1.0364ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0368ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が上昇に転じたことも相場の重し。
ユーロ円はしっかり。24時時点では137.15円と22時時点(136.51円)と比べて64銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しや米国株相場の上昇につれて円売り・ユーロ買いが優勢となった。23時30分過ぎに一時137.27円と本日高値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.74円 - 133.31円
ユーロドル:1.0276ドル - 1.0364ドル
ユーロ円:136.31円 - 137.27円
(中村)
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。一時は2.72%台まで低下した米10年債利回りが2.84%台まで上昇するとドル円にも買い戻しが集まった。24時前には132.73円付近まで持ち直している。
ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0344ドルと22時時点(1.0346ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米PPIの下振れをきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行すると、23時前に一時1.0364ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0368ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が上昇に転じたことも相場の重し。
ユーロ円はしっかり。24時時点では137.15円と22時時点(136.51円)と比べて64銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しや米国株相場の上昇につれて円売り・ユーロ買いが優勢となった。23時30分過ぎに一時137.27円と本日高値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.74円 - 133.31円
ユーロドル:1.0276ドル - 1.0364ドル
ユーロ円:136.31円 - 137.27円
(中村)