東京マーケットダイジェスト・16日 円上値重い・株方向感ない

(16日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=133.29円(前営業日NY終値比▲0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=135.46円(▲0.02円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0162ドル(△0.0002ドル)
日経平均株価:28868.91円(前営業日比▲2.87円)
東証株価指数(TOPIX):1981.96(▲3.00)
債券先物9月物:150.59円(△0.26円)
新発10年物国債利回り:0.170%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.02000%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)      <発表値>     <前回発表値>
6月第三次産業活動指数(前月比) ▲0.2%      1.1%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。昨日の海外市場でユーロ円をはじめ、クロス円が売られた流れを引き継いで早朝取引から円高が進行。海外短期筋からの仕掛け的な売りも観測され、一時132.95円まで下押しした。ただ、下落していた日経平均株価がプラス圏に浮上するとクロス円とともに買い戻しが入り133.49円まで反発。一巡後は133.40円を挟んで方向感を欠いた。

・ユーロ円は買い戻し。昨日からの軟調地合いを引き継いで早朝のオセアニア市場で一時134.95円まで下落した。ただ、その後は日本株の持ち直しなどをきっかけにショートカバーとなり、一時135.65円まで切り返した。

・ユーロドルはもみ合い。ユーロ円が下落したタイミングで1.0148ドルまで下げたが、一巡後は1.0170ドルまで下げ渋るなど方向感はなかった。

・日経平均株価は3営業日ぶりに小反落。足元で急ピッチに上昇した反動から利食い売りが目立ち、指数は一時120円近く下落した。ただ、下サイドでは押し目買いが入るなど、下値も限定的に終わった。本日の値幅は180円に満たなかった。

・債券先物相場は続伸。昨日の欧米債券相場が上昇し、この日の国内債にも買いが波及した。終始堅調に推移し、結局高値引けで取引を終えた。


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。