ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では135.04円と2時時点(135.39円)と比べて35銭程度のドル安水準。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、「ある時点で利上げのペースを減速する」との見解が伝わると、米10年債利回りは2.91%台から2.87%台へ低下。ドル円も135.40円台から134.81円前後まで弱含んだ。

 ユーロドルは堅調。4時時点では1.0184ドルと2時時点(1.0165ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。FOMC議事要旨公表後にドルが売られると、1.0203ドルまで日通し高値を更新した。

 ユーロ円は小安い。4時時点では137.53円と2時時点(137.64円)と比べて11銭程度のユーロ安水準。米金利への反応が敏感なドル円の下げ幅が大きかったことで、ユーロ円も137.41付近まで下落する場面もあった。なお、米金利が低下したことで、米株は下げ幅を縮小しているが、ユーロ円への影響は限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.91円 - 135.50円
ユーロドル:1.0146ドル - 1.0203ドル
ユーロ円:136.27円 - 137.88円


(松井)
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