ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では135.39円と24時時点(135.46円)と比べて7銭程度のドル安水準。米10年債利回りが2.91%台まで再び上昇するなど、米金利の動きに連れてドル円は135.50円まで上値を広げ底堅い動き。もっとも、米金利の上昇が一服したことや、135.50円は日足一目均衡表・雲の上限が位置し、売りオーダーも観測されることで一旦は上値が抑えられている。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0165ドルと24時時点(1.0162ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロクロスの買いが支えとなっているが、ポンド、オセアニア通貨に対してもドル買いが進んでいることで、ユーロドルの上値も重くもみ合い。
 なお、豪ドル/ドルは0.6911ドル、NZドル/ドルは0.6258ドル、ポンドドルは1.2028ドルまでそれぞれ日通し安値を更新している。

 ユーロ円は小動き。2時時点では137.64円と24時時点(137.65円)と比べて1銭程度のユーロ安水準。欧州勢引け後は値動きが狭まり、137.60円台を中心に小動き。欧州株は反落して引け、米株式市場も軟調な動きをみせているがリスク回避の動きは鈍い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.91円 - 135.50円
ユーロドル:1.0146ドル - 1.0199ドル
ユーロ円:136.27円 - 137.88円

(松井)
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