ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、しっかり

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。24時時点では135.46円と22時時点(135.10円)と比べて36銭程度のドル高水準だった。7月米小売売上高の結果を好感した買いが継続し、24時前に一時135.48円と日通し高値を更新した。米長期金利が上昇傾向を維持していることも相場の支援材料。なお、市場では「一目均衡表雲の上限135.50円がレジスタンスとして意識されている」との声が聞かれた。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0162ドルと22時時点(1.0158ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇を手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。前日の高値1.0195ドルを上抜けて一時1.0199ドルまで値を上げた。ただ、米長期金利が上昇傾向を維持していることもあり、上値は限定的だった。

 ユーロ円は堅調。24時時点では137.65円と22時時点(137.24円)と比べて41銭程度のユーロ高水準。ユーロクロスの上昇につれた買いが入ったほか、ドル円の上昇に伴う円売りが出て一時137.88円と本日高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.91円 - 135.48円
ユーロドル:1.0146ドル - 1.0199ドル
ユーロ円:136.27円 - 137.88円


(中村)
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