ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では132.99円と22時時点(132.68円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。21時30分過ぎに一時132.56円と日通し安値を付けたものの、一目均衡表雲の下限132.06円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。一時2.75%台まで低下した米10年債利回りが2.78%台まで低下幅を縮めたことも相場を下支えして、133.09円付近まで持ち直した。
 23時発表の8月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数は49と予想の55を下回ったものの、相場の反応は限られた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0194ドルと22時時点(1.0201ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分前に1.0223ドル付近まで上げたものの、米長期金利の低下が一服すると再び弱含んだ。23時30分過ぎに一時1.0185ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は下げ渋り。24時時点では135.57円と22時時点(135.35円)と比べて22銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに135.28円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は135.68円付近まで下げ渋った。ドル円につれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.56円 - 133.60円
ユーロドル:1.0185ドル - 1.0268ドル
ユーロ円:135.28円 - 137.07円

(中村)
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