ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、もみ合い

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。2時時点では134.40円と24時時点(134.37円)と比べて3銭程度のドル高水準。欧州入り後から急上昇したドル円だが、NY参入後は134.68円を頭に上値も限られ134円前半でもみ合い。一時2.87%手前まで上昇した米10年債利回りが、2.82%台まで上昇幅を縮めていることが重しになっている。

 ユーロドルは買い一服。2時時点では1.0166ドルと24時時点(1.0179ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。欧州金利の上昇とともに一時1.0195ドルまで強含んだユーロドルだが、欧州引け後は買いが一服。
 ポンドドルも1.2118ドルを高値に、1.2075ドル付近まで戻している。明日17日には注目の7月英CPIの発表を控えていることが、ポンドの値動きを限らせている。

 ユーロ円も買いが一服。2時時点では136.63円と24時時点(136.78円)と比べて15銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの買いが弱まると、ユーロ円の上昇も同様に一服した。なお、ダウ平均は堅調地合いを維持しているが、ナスダック総合は軟調な動きを見せるなど、米株はまちまちな動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.95円 - 134.68円
ユーロドル:1.0123ドル - 1.0195ドル
ユーロ円:134.95円 - 136.92円


(松井)
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