ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、2002年12月以来の安値

 22日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下落幅を拡大。2時時点では0.9932ドルと24時時点(0.9966ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ安水準だった。エネルギー供給の先行き不透明感を嫌気した売りや、米10年債利回りが3.028%付近まで上昇したことによるドル買いに圧迫され、7月14日安値0.9952ドルを下抜けて年初来安値を更新。一時0.9928ドルと、2002年12月以来の水準で推移した。

 ドル円は高値更新。2時時点では137.45円と24時時点(137.19円)と比べ26銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇を後押しに、一時137.65円まで上昇。7月22日以来1カ月ぶりの高値をつけた。

 ユーロ円は重い動き。2時時点では136.52円と24時時点(136.73円)と比べ21銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の円安推移が下落速度を緩和したものの、ユーロドルの安値更新が重しとなりじり安。136.51円まで下値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.70円 - 137.65円
ユーロドル:0.9928ドル - 1.0047ドル
ユーロ円:136.51円 - 137.95円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。