ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、軟調

 18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.0129ドルと22時時点(1.0170ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ安水準だった。インフレ長期化によるユーロ圏景気の悪化懸念が根強い中、全般ユーロ売りが進んだ流れに沿って一時1.0112ドルと日通し安値を更新した。
 ユーロ豪ドルは一時1.4575豪ドル、ユーロNZドルは1.6101NZドル、ユーロカナダドルは1.3071カナダドル、ユーロスイスフランは0.9649スイスフランまで値を下げた。

 ドル円は底堅い動き。24時時点では135.20円と22時時点(134.93円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。ユーロやポンドに対してドル買いが強まった影響で、135.23円付近まで値を戻した。
 なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「インフレへの勝利宣言をするにはかなり早すぎる」「コアサービスのインフレはまだ上昇している」「金利は年末までに3%を少し上回る必要がある」「9月会合では0.50%もしくは0.75%利上げが妥当」と述べ、インフレ警戒を改めて強調した。

 ユーロ円はさえない。24時時点では136.94円と22時時点(137.23円)と比べて29銭程度のユーロ安水準。ユーロ全面安となった流れに沿って一時136.56円と本日安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.65円 - 135.43円
ユーロドル:1.0112ドル - 1.0193ドル
ユーロ円:136.56円 - 137.69円

(中村)
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