ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、弱含み

 15日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。2時時点では1.0175ドルと24時時点(1.0194ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。緩やかな動きながらも徐々に上値が重くなり、2時前には1.0172ドルまで弱含み、日通し安値を更新。ユーロスイスフランが欧州入り後につけた2015年1月以来の安値0.9617フラン付近での取引が続いていることや、ユーロポンドも0.8420ポンドまで下値を広げるなど、ユーロが他の欧州通貨に対して売られていることも重しとなった。
 
 ドル円は買い戻し。2時時点では133.13円と24時時点(132.99円)と比べて14銭程度のドル高水準。一時2.75%まで低下した米10年債利回りが2.78%台まで戻したこともあり、ドル円は133.27付近まで買い戻された。反落して始まった米株主要3指数がすべてプラス圏を回復したことも支え。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では135.48円と24時時点(135.57円)と比べて9銭程度のユーロ安水準。米株は堅調に推移しているが、ユーロドルの上値が重いことで135円半ばを中心にもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.56円 - 133.60円
ユーロドル:1.0172ドル - 1.0268ドル
ユーロ円:135.28円 - 137.07円

(松井)
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