ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、上値が重い

 9日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは上値が重い。4時時点では1.0204ドルと2時時点(1.0218ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。英政府が計画停電を検討との報道から売り優勢のポンドドルや、さえない米株を眺めて地合い弱いオセアニア通貨に追随した。1.0204ドルまでユーロ売り戻しが進んだ。
 なお対ドルで、ポンドが1.2063ドル、豪ドルは0.6953ドル、NZドルが0.6270ドルまで日通し安値を更新した。

 ドル円はじり高。4時時点では135.17円と2時時点(135.03円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。前日比で7ベーシスポイント(bp)超上昇している米2年債利回りなども支えに、ドルはしっかりした値動き。ロンドン昼過ぎにつけた135.19円を上回り、135.20円まで日通し高値を更新した。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では137.94円と2時時点(137.98円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。ドル中心の値動きとなり、方向感は出づらかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.67円 - 135.20円
ユーロドル:1.0189ドル - 1.0247ドル
ユーロ円:137.27円 - 138.32円


(小針)
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