ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下押し

 25日のニューヨーク外国為替市場で、ドル円は下押し。4時時点では136.45円と2時時点(136.64円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。米7年債入札が比較的好調な結果となったことから、需給環境の改善を考慮した債券買い(金利低下)が進み、米10年債券利回りが低下。昨日のレンジ下限3.018%に一時並んだ。米金利の低下によるドル軟化から、ドル円は一時136.40円付近まで水準を下げ、戻りも鈍かった。

 ユーロドルは下げ渋り。4時時点では0.9969ドルと2時時点(0.9960ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下を受け、ユーロ買い・ドル売り推移。一時0.9975ドル前後へ戻した。

 ユーロ円は小安い。4時時点では136.03円と2時時点(136.10円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの戻りより、ドル円の円高推移の方がやや強めだったことから、ユーロ円は円買いの動きに押され気味だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.32円 - 137.20円
ユーロドル:0.9949ドル - 1.0033ドル
ユーロ円:136.02円 - 136.98円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。