ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では136.43円と24時時点(136.26円)と比べ17銭程度のドル高水準だった。弱い8月米製造業・サービス部門PMI速報値、7月米新築住宅販売件数や8月米リッチモンド連銀製造業景気指数を受けた米金利低下・ドル売りが一服した。米10年債利回りは2.981%前後を底に、一時3%台を回復。ドル円も、136円半ばへ戻した。

 ユーロドルは買い一巡。2時時点では0.9979ドルと24時時点(0.9987ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。弱い米経済指標を受けたユーロ高・ドル安の流れが落ち着き、0.9966ドル前後へ下押し。エネルギー供給の先行き不透明感から、ユーロ圏景気の減速懸念が拭えないなか、一方的に買いを推し進める安心感が持ちにくい。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では136.14円と24時時点(136.08円)と比べ6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの動きに挟まれ、136円付近で方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.82円 - 137.71円
ユーロドル:0.9901ドル - 1.0018ドル
ユーロ円:135.74円 - 137.06円

(関口)
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