ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値を広げる

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値広げる。2時時点では135.64円と24時時点(135.20円)と比べて44銭程度のドル高水準。欧州通貨に対してドルが堅調に推移すると、対円でもドルは底堅い動きになった。2時前にアジア時間で付けた高値135.43円や昨日高値135.50円を上抜けると、ストップロスを巻き込み135.77円まで上値を広げた。

 ユーロドルは下げ幅拡大。2時時点では1.0090ドルと24時時点(1.0129ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ安水準だった。欧州経済の景気低迷不安から、2時過ぎにはユーロドルは7月18日以来となる1.0085ドルまで下げ幅を拡大した。
 また、英国が高インフレ下の中での景気低迷が懸念されていることで、ポンドも軟調な動き。対ドルでは7月22日以来となる1.1933ドルまで売られたほか、対円では161.69円までポンド安が進行。

 ユーロ円は荒い動き。2時時点では136.86円と24時時点(136.94円)と比べて8銭程度のユーロ安水準。ユーロドルが下げ幅を拡大したことで上値が重かったが、2時前にドル円が急上昇すると連れてユーロ円も137円手前まで買い戻され荒い値動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.65円 - 135.77円
ユーロドル:1.0085ドル - 1.0193ドル
ユーロ円:136.56円 - 137.69円


(松井)
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