ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、堅調

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。4時時点では135.89円と2時時点(135.64円)と比べて25銭程度のドル高水準。2時前に昨日高値135.50円を上抜けてからは下押しも浅く堅調に推移。本日、発言が伝わったデイリー米サンフランシスコ連銀総裁、ブラード米セントルイス連銀総裁、ジョージ米カンザスティ連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は、いずれも引き続きインフレに対する懸念を表明したことで、米10年債利回りも2.83%から再び2.88%台に戻すなど、米金利が底堅い動きを見せたこともドル円の支えになっている。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では1.0091ドルと2時時点(1.0090ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。徐々に動きは鈍くなっているが上値の重さは変わらず、日通し安値に近い水準での取引が続いている。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では137.12円と2時時点(136.86円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。米金利への反応が敏感なドル円の上げ幅が大きかったことで、ユーロ円も小高く推移し、137.10円台まで買い戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.65円 - 135.90円
ユーロドル:1.0080ドル - 1.0193ドル
ユーロ円:136.56円 - 137.69円

(松井)
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