ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、売り一服

 2日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは売りが一服。4時時点では0.9965ドルと2時時点(0.9969ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。欧州のエネルギー供給不安を手掛かりにした売りに押され、一時0.9947ドル付近まで下落する場面があったものの、アジア時間につけた安値0.9943ドル手前では下げ止まった。
 なお、独経済省報道官は「ノルドストリーム1」経由のガス供給停止報道を受け、「数カ月前と比較してガス供給停止に対する備えははるかに整っている」「9月初めにもガス貯蓄率の10月目標は達成できる」などの見解を示した。

 ユーロ円も売りが一服。4時時点では139.64円と2時時点(139.79円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。2時30分前に139.40円付近まで下落したが、その後はユーロドル同様に売りも一服。139.60円台までやや下値を切り上げた。

 ドル円はもみ合い。4時時点では140.12円と2時時点(140.23円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。NY時間の午後に入って徐々に動意が乏しくなり、140.10円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.87円 - 140.80円
ユーロドル:0.9943ドル - 1.0034ドル
ユーロ円:139.26円 - 140.75円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。