ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、一段高

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一段高。2時時点では142.93円と24時時点(142.70円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが高止まりするなか、日米金融政策の方向性の明確な違いを意識した円売り・ドル買いの流れが継続。節目の143円を突破し、一時143.07円と1998年以来、約24年ぶりの高値を付けた。

 ユーロ円は買い継続。2時時点では141.63円と24時時点(141.33円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。対ドル主導での円安の流れが根強く、一時141.76円まで上げ幅を拡大した。また、ポンド円は165.10円、豪ドル円は96.52円、カナダドル円は108.97円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは2時時点では0.9908ドルと24時時点(0.9904ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇が戻りを限定的にした半面、ユーロ円が堅調地合いを保ったことが支えとなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.25円 - 143.07円
ユーロドル:0.9864ドル - 0.9986ドル
ユーロ円:139.56円 - 141.76円


(越後)
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