NY株見通し-翌日のFOMC結果公表を控え、様子見か
今晩のNY市場は様子見か。昨日は米10年債利回りが一時、11年ぶりの高水準となる3.51%台まで上昇したことなどが重しとなり中盤までもみ合ったが、終盤は21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えた持ち高調整の買いが優勢となった。FOMCでは3会合連続での0.75%の利上げがほぼ確実視されているが、同時に発表されるFOMCメンバーの年末のFF金利見通しや、経済見通し、パウエルFRB議長の記者会見での発言に注目が集まる。今晩の取引でもFOMC結果公表を控えて様子見姿勢が強まることが予想されるが、引き続き買い優勢の展開か。
今晩の米経済指標・イベントは8月建設許可件数、8月住宅着工件数、米20年債入札など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:9月20日、14:00)
今晩の米経済指標・イベントは8月建設許可件数、8月住宅着工件数、米20年債入札など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:9月20日、14:00)