欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、買い戻し

 21日の欧州外国為替市場でユーロ円は買い戻し。20時時点では142.81円と17時時点(142.49円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。欧米株価指数が底堅く推移していることをながめ、ウクライナ情勢激化への懸念から進んだリスク回避の動きが巻き戻された。16時過ぎにつけた141.93円を安値に143.00円手前まで買い戻しが進んだ。

 ドル円は底堅い。20時時点では143.91円と17時時点(143.74円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。ユーロ円などクロス円の買い戻しが進んだことに伴い、143.90円台まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは20時時点では0.9921ドルと17時時点(0.9910ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。投資家のリスク回避姿勢が後退したことを受け、0.9930ドル台まで上昇する場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.35円 - 144.08円
ユーロドル:0.9885ドル - 0.9977ドル
ユーロ円:141.93円 - 143.60円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。