米国債市場概況・22日 10年物国債利回り、3.71%に上昇

 22日の米国債券相場で長期ゾーンは大幅に反落。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.18%高い(価格は安い)3.71%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げが続くとの観測を背景に、この日も売りが続いた。市場では日本の円買い・ドル売り介入について「保有する米国債を売っているのではないか」との懸念もあったという。利回りは一時3.7138%前後と2011年2月以来の高水準を付けた。
 米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時4.1587%前後と07年10月以来の高水準を付けた。

(中村)
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