3日香港株=米株安を受けて軟調か、香港はあす休場
週明け3日の香港市場は、前週末のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、軟調に推移するか。9月30日のNY市場は主要3指数がそろって下落。米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めによる景気後退懸念が強まる中、米8月コア個人消費支出 (PCE) 価格指数が前月比+0.6%と予想を上回る強い伸びとなったことや、大幅減益決算を発表したナイキの急落も重しとなった。
一方、ハンセン指数は9月30日に3営業日ぶりに反発したものの、約11年ぶりの安値水準に沈んでおり、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がる可能性もある。ただ、香港市場はあす重陽節で休場、本土市場は国慶節で今週いっぱい休場となっており、勢いは限られそうだ。また、今週は米国で7日に雇用統計が発表される予定で、米国の金融政策を見極めようと神経質な展開が続きそうだ。
(小針)
一方、ハンセン指数は9月30日に3営業日ぶりに反発したものの、約11年ぶりの安値水準に沈んでおり、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がる可能性もある。ただ、香港市場はあす重陽節で休場、本土市場は国慶節で今週いっぱい休場となっており、勢いは限られそうだ。また、今週は米国で7日に雇用統計が発表される予定で、米国の金融政策を見極めようと神経質な展開が続きそうだ。
(小針)