東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅安

 6日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅安。15時時点では144.52円と12時時点(144.60円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。日米株価指数は堅調に推移しているものの、米10年債利回りが3.74%台へやや低下していることで、144円台半ばで若干上値が重い展開となった。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では0.9922ドルと12時時点(0.9915ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。7日のNYカットオプション(0.9900ドル・0.9915ドル)が値動きを抑制する展開が続いた。

 ユーロ円は小動き。15時時点では143.39円と12時時点(143.37円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。日米株価指数は堅調に推移したものの、ドル円が伸び悩んでいることで、143円台前半で上値が重い展開となった。

 昨日のRBNZ会合で利上げペースを継続する姿勢を示したことや、本日ロバートソンNZ副首相が利上げでも景気後退は回避可能だと発言したことなどでNZドル/ドルは0.5814ドル、NZドル円は84.02円まで上値を伸ばした。もっとも、一巡後は利食い売りが出たため伸び悩んでいる。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.39円 - 144.70円
ユーロドル:0.9875ドル - 0.9927ドル
ユーロ円:142.82円 - 143.46円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。