欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 6日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では144.73円と20時時点(144.73円)とほぼ同水準だった。144円台後半での底堅い動きが継続。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となったことで一時144.58円付近まで下押す場面もあったが、売りの勢いは長続きしなかった。

 ユーロドルは売りが一服。22時時点では0.9868ドルと20時時点(0.9886ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇が一服するなか、欧州勢の参入後に進んだドル買いも小休止。21時過ぎに0.9856ドルまで本日安値を更新したが、米指標後には0.9880ドル台まで下げ渋った。

 ユーロ円は22時時点では142.83円と20時時点(143.09円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。21時過ぎに一時142.62円まで売りに押されたものの、昨日安値の142.44円手前では下げ止まった。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.39円 - 144.77円
ユーロドル:0.9856ドル - 0.9927ドル
ユーロ円:142.62円 - 143.46円

(岩間)
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