欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 27日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では144.70円と20時時点(144.27円)と比べて43銭程度のドル高水準だった。一時3.79%台まで低下した米10年債利回りが3.86%台まで持ち直したことを受け、144.75円前後まで堅調に推移した。
 なお8月米耐久財受注額は前月比-0.2%と予想-0.4%を上回り、輸送用機器を除くは前月比+0.2%と予想通りだった。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では0.9622ドルと20時時点(0.9628ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが3.86%台まで本日の低下幅を縮小したことで、0.9653ドルを戻りの高値に0.9620ドル台まで軟調に推移した。

 ユーロ円は22時時点では139.24円と20時時点(138.90円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が強含みに推移し、つれて一時139.39円前後まで買われた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.06円 - 144.76円
ユーロドル:0.9584ドル - 0.9671ドル
ユーロ円:138.71円 - 139.55円

(山下)
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