欧州外国為替市場概況・22時　ドル円、もみ合い

　21日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。22時時点では143.97円と20時時点（143.91円）と比べて6銭程度のドル高水準だった。NY勢の参入後は買いが先行し、一時144.21円まで本日高値を更新した。もっとも、米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果公表を控えて積極的に上値を試す展開とはならず、その後は144.00円を挟んだもみ合いに転じた。

　ユーロドルは小動き。22時時点では0.9913ドルと20時時点（0.9921ドル）と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。0.9910ドル台を中心としたレンジ内で方向感が出ていない。

　ユーロ円は22時時点では142.75円と20時時点（142.81円）と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。20時過ぎに143.00円付近まで上昇したものの、その後はドル円と同様に買い一服となり、142円台後半でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：143.35円　-　144.21円
ユーロドル：0.9885ドル　-　0.9977ドル
ユーロ円：141.93円　-　143.60円

（岩間）