欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 19日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では143.47円と20時時点(143.44円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが2011年4月以来の高水準となる3.51%台まで上昇したことをながめ、一時143.64円の日通し高値をつけた。もっとも、その後は米10年債利回りが3.46%台まで上昇幅を縮めた影響もあり、前週末高値の143.69円手前では伸び悩んだ。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では0.9983ドルと20時時点(0.9993ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。0.9990ドルを挟んだ水準でのもみ合いとなり、NY勢の参入後は方向感を欠いた動きとなっている。

 ユーロ円は22時時点では143.23円と20時時点(143.35円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。21時前に143.54円まで本日高値を更新したものの、その後はドル円と同様に買いも一服した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.65円 - 143.64円
ユーロドル:0.9966ドル - 1.0029ドル
ユーロ円:142.80円 - 143.54円

(岩間)
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