欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

 19日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では143.44円と17時時点(143.51円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。週明けの時間外取引で米10年債利回りが3.50%台まで上昇したことをながめ、一時143.57円まで本日高値を更新。前週末高値の143.69円手前では伸び悩んだものの、総じて底堅い地合いが続いている。

 ユーロドルは下げ渋り。20時時点では0.9993ドルと17時時点(0.9979ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。しばらくは本日安値圏でのもみ合いとなっていたが、20時前にパリティ(1ユーロ=1ドル)を回復する場面も見られた。今週も連日NYカットのオプションが同水準に観測されており、手掛かり材料が乏しい中でパリティ前後での攻防が続くことになるか。

 ユーロ円は20時時点では143.35円と17時時点(143.21円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて一時143.49円まで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.65円 - 143.57円
ユーロドル:0.9966ドル - 1.0029ドル
ユーロ円:142.80円 - 143.49円
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